移動平均線の見方としては、もう一つ「パーフェクトオーダー」というものがあります。
パーフェクトオーダーとは、短期・中期・長期の三本の移動平均線のすべての傾きが同じ方向へ一致した状態のことです。
パーフェクトオーダーが現れるということは、トレンドの状態が強いことを意味します。
ただ、よくある事として、パーフェクトオーダーを逆張り(逆方向に賭ける)の判断基準として取引している方が少なくありません。
そうしてしまうと、何度も損切りをしたり、損失が膨らんでしまいますので、注意が必要です。
また、パーフェクトオーダーの特徴として、短いトレンドでは発生しません。短期間で終わるトレンドは、パーフェクトオーダーになる前に、それぞれの移動平均線が収束(交差)してしまうからです。
また、パーフェクトオーダーでも、それぞれの移動平均線の角度が急なほど、トレンドが強いことを意味し、トレンドが継続する期間も長くなる傾向があります。
ただし、トレンドに沿った取引のみをするのではなく、下記のような基準に沿って取引の判断材料として頂く事をお勧めします。
・短・中期の移動平均線を支持帯/抵抗帯としてみる。
・トレンドの初期の段階で、他の指標も組み合わせて、パーフェクトオーダーを読む。
・予測が正しければ利益を伸ばし、外したらすぐに損切りする。
この中でも、トレンドの初期の段階で、他の様々な指標を見て、総合的に判断するという視点は、特に重要です。
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